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目の疲れをスッキリ! プロなら知っている後頭下筋のマッサージ

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目の疲れ

歳を重ねるごとに「目が疲れる」と感じていませんか? 現代人がパソコンやスマートフォンの画面を見ない日はありません。また読書が好きなのに目が疲れて細かい文字を見るのが辛いという方もいるでしょう。今回は目の疲れに効果的なマッサージについてご紹介します。簡単にできるセルフマッサージから目の疲れをスッキリ解消させる本格的なマッサージをお伝えします。

すぐできる! 目の疲れスッキリさせる簡単表情筋のセルフマッサージ

目の疲れをスッキリさせるマッサージで有名なのは表情筋です。目の周りにある表情筋を軽くマッサージしてあげることで、スッキリ感が得られます。仕事の合間でも簡単にできるのでオススメです。

(a)こめかみをグリグリする

こめかみは目じりの延長線上にある小さなくぼみです。触るとわずかにくぼみが感じられます。このくぼみを親指でグリグリと押したり、皮膚を伸ばしたりするように動かします。自分で気持ちよく感じる強さで押すことが大切です。

目の疲れ

(b)おでこ

眉毛の上部から額(おでこ)、髪の生え際の辺りまでの範囲をやさしく4指(親指以外の指)でセルフマッサージしてあげましょう。ここには目の開閉に関係する筋肉があり目の疲れをスッキリさせることができます。

目の疲れ

(c)耳の周り

こめかみのさらに延長線で、耳の周辺にある筋肉をマッサージしましょう。ここはマッサージする範囲が少し広めなので、親指より手の平を使って大きくグリグリしてあげるとよいでしょう。

目の疲れ

 

ツボや経絡といったポイントを意識する必要はありません。目の周りにある筋肉、筋肉のある範囲(こめかみ、額、耳の上部)を指や手の平を使って凝り固まった筋肉をほぐしてあげるつもりでマッサージしてみましょう。眼球そのものへの接触は行ってはいけません。どうしても目の奥が辛いという場合は目薬などの点眼薬を使いましょう。

 

頑固な目の疲れは本格施術で後頭下筋のマッサージがオススメ

後頭下筋

後頭下筋は髪の生え際付近の深部に位置する筋肉です。十分な効果を出すのに必要な深さまで刺激を入れることを考えると自分で押すには難しい部分になります。

 

 

目の疲れに対してマッサージはとても有効な方法です。実際、目の疲れが慢性的で仕事に支障をきたすような場合では積極的にマッサージを活用しています。目の疲れの解消には首の後ろに位置する後頭下筋という筋肉へのアプローチが重要です。表情筋と違って自分で押すことが難しいのが難点ですが、臨床における施術後の患者さんのリアクションや効果を考えると表情筋よりも効果的です。ここでは後頭下筋について3つのポイントを解説します。

(a)即効性

目の疲れで悩んでいるひとは、目の疲れを「今すぐ」なんとかしたいと考えているでしょう。表情筋のセルフマッサージは簡単にできる一方、効果は限定的で、効果を実感するには時間がかかります。後頭下筋は施術でアプローチした瞬間から、目がスッキリする感覚が得られます。これは目の疲れで悩む人が実際に得た体験談です。もちろん後頭下筋やその周辺の筋肉の状態によって実感する効果の程度は影響を受けます。しかしこの後頭下筋が施術によって軟らかくなる、血行が良くなるなどの変化があれば目の疲れの自覚症状も軽減されることがほとんどです。首の後ろを軽症であれば20分、重症の場合でも40分程度の施術で変化が現れます。後頭下筋のアプローチ直後から、そして施術が終了した時点で目の視界がクリアになり爽快感があるので即効性に優れているといえます。

(b)肩こり解消に貢献

目の疲れがある人は肩こりを併発していることが多いです。後頭下筋のアプローチでは肩こりの原因となる筋肉のアプローチも同時に行います。それは肩こりの状態によって、目の疲れの改善度合いが大きく影響を受けるためです。目の疲れを解消しようと考える場合、先に肩こりの状態を少しでも改善させておくことが目の疲れの解消に貢献します。つまり後頭下筋のアプローチには目の疲れと肩こりが同時進行で改善していくというメリットがあります。

(c)目の印象を整える

後頭下筋のアプローチで最も有意義なのは目の疲れの改善です。しかし後頭下筋にアプローチした結果、目の印象が変化する効果が期待できます。目の印象とは目の下のクマや目の開き、二重の鮮明さなどを指します。目の疲れという悩みと同時に、「目の下のクマが取れない」「片目だけ一重になってきた」「左右で目の開きが違う」といった相談を受けることがあります。病院に行っても原因がわからず、かといって手術するほどでもないような見た目の違いですが徐々に悪化していく場合もあり、注意が必要です。これは印象が変化するというより「本来の状態に戻る」という表現が正しいかもしれません。元々両目が二重だった人が、目の疲れをはじめとするさまざま要因により瞼(まぶた)が重くなり一重になってしまうケースです。これが重症なケースになると眼瞼下垂症という病的な状態となります。副産物的な効果ですが、目の疲れと同時に印象の変化がみられるケースも存在します。

 

後頭下筋のマッサージはどこで受けられるのか

自分でアプローチするには少し難しい後頭下筋。しかし、即効性、肩こり解消、目の印象を整えるという効果が期待できるという意味ではとてもオススメです。後頭下筋の施術を受ける際は整骨院や整体など筋肉への施術を行なっている施設や店舗に足を運ぶ必要があります。ここでは実際に後頭下筋のマッサージを受ける際に検討すべきお店について解説します。

(a)整骨院

筋肉への施術を得意とする整骨院は数多くあります。またその中で得意分野(肩こりなど)を売りにしている整骨院を選ぶとよいでしょう。整骨院の中には筋肉ではなく骨格系のアプローチを得意としている店舗もあるため、事前に問い合わせをして後頭下筋のアプローチが可能か確認しましょう。整骨院で勤務する国家資格者であれば後頭下筋を施術できますが、スタッフによって経験値も変わるので施術を受ける前にしっかりと相談することが大切です。

(b)整体院

国家資格ではない民間資格で施術を提供しているのが整体院です。施術の内容や考え方がわかりにくい場合もあるため、事前の問い合わせが大切です。保険の効かない整体院は肩こりなど慢性症状のアプローチに特化している店舗もあるため、事前リサーチを入念にした上での訪問を検討するとよいでしょう。

(c)リラクゼーションサロン

リラクゼーションサロンは筋肉へのマッサージだけでなく、ストレッチなども含めた総合的な癒しを提供しています。整骨院とは違い「疲れの改善」に特化しているともいえます。肩こりの人が多く利用するため、スタッフの経験値は期待できるでしょう。しかし、後頭下筋のアプローチに絶対必要な「深さ」に関してはあまり期待できません。後頭下筋は深層部に位置するのである程度の力量で押す必要があります。またしっかりとした力量で深い筋肉までアプローチするには筋肉の位置関係や骨格の構造についての専門性が必要です。目の疲れが比較的軽症な場合に利用するとよいでしょう。

目の疲れを予防する目の使い方

目の疲れを解消するのと同時に予防にも意識を持つことが重要です。ここでは目の疲れを予防に役立つ3つのポイントを紹介します。

(a)視点の遠近トレーニング

同じ場所を長時間見続けることが目の疲れの大きな要因です。イスに座ってパソコンを見る、手に持ったスマートフォンの画面を見続ける、本を読むなど近い距離感で同じ場所を見続けると目の視点を調節する筋肉が疲労してしまいます。視点を調節する筋肉は遠近のピントを調節する際に収縮するのです。つまり視点を近い場所から遠い場所に移動させたり、その逆のことをしたりすることで、筋肉でいうところのストレッチのような意味が生まれます。長時間にわたり近距離のものを凝視している場合は、小まめに視点を遠距離に移し遠くのものを見るようにしましょう。

(b)点眼薬でドライアイ予防

ドライアイは目の疲れを悪化させる要因です。コンタクトであれば装着時間を短くコントロールすることも必要です。また眼鏡が適正な視力に矯正されているかなども確認しましょう。目の矯正具の使用を制限しつつ目薬で眼球の潤いをサポートしましょう。市販されている目薬でも最近は種類が豊富にあります。コンタクトを装着していても点眼が可能なものあります。目薬を日頃から持ち歩くようにして目の乾燥を予防しましょう。

(c)文明の利器から距離を置く

たまにはパソコンのない環境へ身を置いてみましょう。外出する時間を増やすことやスマートフォンの電源を切る時間を作ってみる、または電波の繋がらない自然の中で過ごす時間を作るなどもオススメです。

今回は簡単にセルフマッサージできる表情筋と頑固な目の疲れの解消に役立つ後頭下筋について解説しました。目薬や表情筋のセルフマッサージでもなかなか目の疲れが解消されずに困っているならぜひ後頭下筋の施術を受けてみることをオススメします。

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