寝違えでも自然に治るものと長引くものがあります。臨床の現場での肌感覚として言えるのは「肩こり」があるかどうかで決まります。普段から肩こりが酷い人が寝違えると重症化します。反対に肩こりが無い人が寝違えても比較的軽症のことが多いです。これは実際に寝違えに対して施術する時にはっきりわかります。また放置された寝違えは「治る」というより「痛みが消える」状態です。つまり筋肉の硬さや緊張は残っているので再発や重症化のリスクがあります。
肩こりが無い人
一回の施術でほとんどの痛みは改善してしまう。
肩こりがある人
一回の施術では痛みが残る場合がある。
首を寝違えてどの位の日数が経過しているかによっても違います。首を寝違えてすぐに施術を受けることができれば、すぐに痛みが取れてしまうことが多いです。しかし7日以上経過してから施術を受けると痛みが残る場合があります。このことからも寝違えを施術で改善しようと考えた場合は寝違えた当日に施術を受けるのが望ましいということになります。