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首の寝違えが治らない?! あなたが取るべき3つの対処法!

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寝違え 治らない

寝違えは放置しておけば自然に治ると思っていませんか?皆さんこんにちは。笹塚トレース整骨院の石垣です。寝違えの痛みが数日で消えるようであれば問題ないかもしれません。しかし痛みが長引くようなら適切な処置をしなければいけません。なぜなら、痛みの感覚だけが消えて原因が残ってしまうからです。原因が残ったままだと再発や悪化の可能性もあり結果的に治るまでに時間がかかることになります。今回は整骨院で数多くの寝違え患者を施術している現役のスタッフがリアルな寝違えの現状を解説します。放置しても治らない首の寝違えに有効な対策と原因をわかりやすくお伝えします。

首の寝違えが治らない時におすすめ3つの対処法

首の寝違えを経験したことのある人なら「放置しても問題ない」「自然と治る」といった認識を持っていると思います。確かに数日で痛みが消えれば問題ないかもしれません。しかし臨床の現場では寝違えが7日以上も継続して困っているという患者さんも珍しくありません。継続する寝違えの痛みにおススメの方法を3つご紹介します。

(a)方法1 鎮痛剤

消炎鎮痛剤を服用したり鎮痛成分を含む湿布を使うことで痛みが軽減されます。病院で処方されたものを使用することが理想ですが応急的に市販のもので問題ありません。ただこの鎮痛剤は寝違えた直後のズキズキとした炎症の痛みには有効ですが、時間が経過した痛みには効果を発揮しないことがあります。時間が経過しても痛みが強い場合などにおススメの方法と言えます。

(b)方法2 病院

寝違えは病院でいうと整形外科の領域です。寝違えた痛みが継続する場合は骨や神経といった部分に問題があるケースが考えられます。これを「鑑別診断」といいます。まずは骨や神経に問題がないことを確認しましょう。検査の結果、問題がなければ方法1のように鎮痛剤や湿布を処方されることが多いです。またリハビリ施設のある整形外科であれば理学療法や物理療法など寝違えの痛みに直接的にアプローチする治療を受けることもできます。

(c)方法3 整体や整骨院

寝違えという首の痛みで整体やマッサージを受けることに抵抗を感じる人もいると思います。また寝違えの対処法には諸説あり賛否が分かれるところです。この方法3は最後の手段です。放置しても改善しない、薬や湿布も試した、病院で治療も受けたがおもうように改善しない場合に検討しましょう。お店に行く際は事前に寝違えであることを相談し、対応できるスタッフが在籍しているかを確認しましょう。

寝違えを放置して自然回復を期待できる期間は3日から7日程度

軽度の寝違えであれば放置しても自然と痛みが消える場合があります。しかし7日以上にわたり痛みが継続する場合はなんらかの対処が必要となります。上記に挙げた3つの方法がおススメです。
また放置しても良いかの判断基準に「痛みの経過」があります。例えば7日を超えて痛みが残る場合でも痛みが徐々に軽減されていくようであればさらに数日間は様子をみて問題ないといえます。痛みが消えるまでに必要な時間は個人差があります。しかし7日経過した時点で寝違えた初日の痛みと同じ程度、もしくは悪化して痛みが増している場合は自然回復は期待できません。このように時間の経過で痛みが軽減しているのか、初日と同じくらいの痛みが継続しているのかによって判断が変わります。3日から7日は目安として考え、痛みの経過をしっかり観察することが大切です。

自然に治る寝違えと長引く寝違えに違いとは

寝違えでも自然に治るものと長引くものがあります。臨床の現場での肌感覚として言えるのは「肩こり」があるかどうかで決まります。普段から肩こりが酷い人が寝違えると重症化します。反対に肩こりが無い人が寝違えても比較的軽症のことが多いです。これは実際に寝違えに対して施術する時にはっきりわかります。また放置された寝違えは「治る」というより「痛みが消える」状態です。つまり筋肉の硬さや緊張は残っているので再発や重症化のリスクがあります。

肩こりが無い人
一回の施術でほとんどの痛みは改善してしまう。

肩こりがある人
一回の施術では痛みが残る場合がある。

首を寝違えてどの位の日数が経過しているかによっても違います。首を寝違えてすぐに施術を受けることができれば、すぐに痛みが取れてしまうことが多いです。しかし7日以上経過してから施術を受けると痛みが残る場合があります。このことからも寝違えを施術で改善しようと考えた場合は寝違えた当日に施術を受けるのが望ましいということになります。

寝違えた時の首の痛みはかなりストレスです。しかし放置されてしまうことの多いのが現実です。あなたが普段から肩こりがあるのかどうかも含めて、寝違えを放置するのか積極的に改善に向けた方法をとるのかを判断することをおすすめします。

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