痛み止め=クスリ=リスク。必ずこの視点を持って痛み止めを選択します。痛みから逃れることを優先し過ぎると思わぬ副作用に見舞われてしまいます。今回は寝違えに対する痛み止めの選択です。命に係わる痛みではありませんからボルタレンのような強い効能を発揮する痛み止めはリスクを負い過ぎていると判断することも当然です。
痛み止めは痛みの緩和には役立ちますが、根本的な原因(寝違えであれば筋肉の硬さ緊張)にはあまり効果が期待できません。つまり一時的な効能であって、効能が切れればまた痛みが出る可能性もあります。ボルタレンのような強い効能を持つ痛み止めを長期間服用すれば副作用のリスクが上昇します。痛み止めに頼るだけでは何も解決しないのです。
例えば、
月曜の朝に寝違えたとします。かなりの激痛で病院に行く時間も無い。週末まで乗り切るために痛み止めを服用してだましだまし痛みを軽減させながら過ごす。
週末に長い時間飛行機で移動する予定がある。長時間座っている時に首が痛いのは辛い。飛行機に乗る前に痛み止めを飲んでおこう。
このように寝違えの痛みがある状態では困るから痛み止めを使うというイメージです。どの痛み止めを選択するかは痛みの程度から判断します。
痛み止めは活用の仕方次第ではとても役立つものです。しっかり効能と副作用を理解して上手な活用を意識しましょう。