よくある痛み

ぎっくり腰が癖になる? ぎっくり腰を繰り返す人の3つの特徴

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ぎっくり腰 癖

ぎっくり腰は誰もが体験する可能性がある怖い腰痛です。しかしぎっくり腰を何度も繰り返す場合と、そうでない場合があります。最初のぎっくり腰をきっかけにして「癖」になってしまうケースがあるのです。何度もぎっくり腰を繰り返す人の特徴を分析することで予防につなげることが大切です。今回は実際にぎっくり腰を繰り返す事例を紹介してます。

ぎっくり腰が癖になる? ぎっくり腰が繰り返される理由とは

ぎっくり腰を経験した人の不安要素は、ぎっくり腰が完治するこよりも、癖にならないかどうかです。一般的にぎっくり腰は治らない腰痛ではありません。完治までに時間がかかることはあっても最終的には治ります。しかし完治する前に再び腰に負担をかけてしまうとぎっくり腰の痛みがぶり返すことがあります。適切なケアがおこなわれないと腰が万全でなはい状態のまま痛みの感覚だけが消失し、完治したと誤解してしまうこともあります。ここではぎっくり腰が繰り返されてしまう理由について説明していきます。

(a)身体の状態が改善されていない

 

ぎっくり腰を引き起こす原因には身体の歪みや筋肉の硬さ、姿勢など多くの要因があります。ぎっくり腰の治療ではこれらの要因を1つずつアプローチして改善をしていきます。しかし「痛み」という感覚は身体の状態より一足先に消失することが多いのです。つまり身体の状態と痛みの感覚に”誤差”が生じるのです。痛みの感覚が消失すると「完治」した認識しがちですが、実際の身体の歪みや筋肉の硬さは頑固に残っています。この状態は多くみられる現象で、ぎっくり腰の再発や、腰痛の慢性化につながる要因となります。痛みの感覚が消失しただけで完治と認識してしまうとぎっくり腰が癖となり、繰り返されることになります。

(b)ぎっくり腰になりやすい環境が改善されていない

 

ぎっくり腰は仕事や家事、育児など環境要因で引き起こされることが多いです。仕事上で重い物を運ぶ、持ち上げる事や狭いスペースで無理な体制での作業を強いられるなど腰に大きな負担をかけながら仕事をしている場合があります。仕事上の都合のため、すべてを改善することは難しいかもしれません。しかしコルセットを着用したり重い物を持ち上げる際の腰の角度を工夫したりすることは可能です。長時間のデスクワークでは小まめに椅子を離れ、ストレッチをして筋肉を柔軟にすることも取り入れるべきです。家事や育児でも同様に腰に負担をかけないように意識することが大切です。赤ん坊を抱き上げる時は腕で支えるのではなく自分の身体に密着させるように引き寄せてから持ち上げることで腰への負担は大きく軽減されます。このように日頃の環境によって引き起こされるぎっくり腰は大きな変化が難しい分、創意工夫がモノをいいます。

(c)自分の身体の限界を理解していない

ぎっくり腰は肉体的・精神的な限界を超えたタイミングで起こることがあります。疲労やストレスなど、人間はある程度レベルまでは耐性があり蓄積しながらも解消しています。しかし疲労やストレスが解消されるスピードより蓄積するスピードの方が早いと限界を迎えます。仕事で徹夜作業の継続や、運動による肉体の酷使など、自分の限界を超えて身体に負担をかけたタイミングが危険です。ときには自分の身体の事を顧みず、目の前のことに集中する必要がある場合もあります。しかしその後のケアがしっかりできないと身体は故障します。自分の身体の「限界値」を把握しておくことが予防になります。この考え方は自分に対して無理してしまうことが「癖」や「習慣化」してしまっている状態といえます。無理をし過ぎない事、無理をしたらしっかりとケアしてあげることが癖になるぎっくり腰の予防に繋がります。

 

癖になりがちなぎっくり腰を予防する3つの習慣

ぎっくり腰が癖になることを回避するためには、日頃から予防的な習慣を身に付けることが大切です。実際、ぎっくり腰を繰り返し、癖になっている人はこれから説明する予防法を実践することでぎっくり腰が癖になることなく過ごすことができます。ぎっくり腰を回避する知識・情報としてしっかりと理解しましょう。

(a)身体を「くの字」にしない

腰はカラダがまっすぐに伸びている状態がもっとも安定します。これは、多くの筋肉を使って体幹を支えている状態です。逆に前かがみなどカラダが「く」の字に曲がっている状態は非常にバランスが悪く、少ない筋肉で体幹を支えています。この「くの字」の姿勢は日常で頻繁に取る危険なポーズです。

・ベットから起き上がる
・イスから立ち上がる
・着替え
・顔を洗う
・靴を履く
・階段を上る
・頭を洗う
・子供を抱き上げる
・自転車の乗り降り
・咳やくしゃみ

ぎっくり腰 癖2

ぎっくり腰 癖2

ギックリ腰に陥る多くのパターンは「く」の字の姿勢のときです。普段からこの「くの字」を回避する身のこなしを習慣化することで、ぎっくり腰に陥る「きっかけ」の多くは予防できます。床の物を拾うとき、重い物を持ち上げるときは必ずしゃがんで(腰を落とす)対象物と自分との距離できるだけ近づけて持ち上げます。

 

(b)下半身の疲れがあったら危険信号

長時間立ちっぱなし、長時間歩いた、などの要因により足に疲れを感じている場合、その疲労は腰にも及んでいると考えた方が良いです。下半身の特に太もも、そしてお尻の筋肉は腰のサポート役として常に働いているため、下半身の疲れ=腰の疲れとなります。普段は感じない足の疲れや重だるさ、違和感など腰の状態を判断する基準の1つとして下半身の疲れは有効です。また疲れや違和感だけでなく、脚の浮腫みや歩くときの不具合(頻繁につまずくなど)も下半身の異常と考えてぎっくり腰を警戒することがオススメです。下半身の疲れや違和感がぎっくり腰の発生に影響を与えることを普段から認識しておきましょう。

(c)運動 体重管理

ぎっくり腰を引き起こす人に共通するポイントの1つに「運動不足」があります。運動が習慣化されておらず、たまに行う運動によってぎっくり腰を引き起こすケースです。不慣れなことをすると身体が追いつかず、ぎっくり腰を引き起こすのです。その最たる例が「引っ越し作業」です。荷物の梱包で身体が頻繁に「くの字」になり、重い段ボールを持ち上げるために中腰になり、それを数時間繰り返すことになります。またダイエットや筋トレを開始して初期の時期などもぎっくり腰を引き起こしやすいタイミングです。少しずつでも身体を動かす習慣を身に付けておくことがぎっくり腰を引き起こす可能性を低くしてくれます。
体重管理も重要な要素です。平均体重と比べてあなたの体重が平均より大幅に上回っている場合、それは重い荷物を常に身体に身に付けて生活しているのと同じ状態です。当然、筋肉や関節にかかる負担が平均体重の人と比べて大きいことになります。体重が重いということは「くの字」になったときに腰にかかる負担も増えます。長期的に体重を管理して腰への負担を軽減する意識を習慣化しましょう。

今回は癖になりがちなぎっくり腰の予防法について解説しました。実際にぎっくり腰を繰り返している人の特徴をまとめていますので実践的な内容となっています。日常生活の中で意識するだけでも十分効果的です。ぎっくり腰が癖になってしまわないか不安に感じている人はぜひ活用してください。

 

 

 

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