なぜ、身体を温めることは全てにおいて正しいのか
自律神経の働きを考えると体温の上昇は「機能を活性化」させ、体温の低下は「機能を不活性化」させることがわかります。ここでいう「機能」とは血液循環や筋肉の状態を意味します。通常であれば自律神経の働きによって「自動的に」体温は適正な温度を維持するようにプログラムされています。これが健康的な状態です。しかし、肩こりは血液循環が悪く、筋肉の状態が硬く緊張して「機能が低下」している状態です。本来であれば自動的に適正な体温に調節してくれる自律神経が、何らかの要因で機能が不活性化している状態です。この状態に対し、お風呂などの「身体を温める」という外部からの刺激によって自律神経の働きをサポートすることができます。身体を温めることは自律神経に直接働きかけることができる有効な手段といえます。