マッサージ

マッサージにメリットはあるのか? 整骨院の現場から実例紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
マッサージ メリット

マッサージには多くのメリットが存在します。皆さんこんにちは。笹塚トレース整骨院の石垣です。マッサージは「ただ受ければ良い」というわけではありません。今回はマッサージのメリットを解説しながら具体的な活用方法について解説します。

(a)身体の不調を引き起こす要因

疲れや倦怠感、重だるさなど身体に起こる不調は筋肉や血行によって引き起こされます。つまり身体の不調とは筋肉や血管、さらには神経の不調と考えることができます。

(b)身体の痛みを誘発する要因

身体の不調がさらに悪化すると具体的な対処を必要とする「痛み」が誘発されます。痛みは放置して改善する場合もあれば悪化し続ける場合もあります。具体的対処の1つがマッサージとなります。

(c)自然治癒力のサポート効果

不調も痛みも、基本的には自然治癒力で改善していきます。しかし不調や痛みの原因(不規則な生活、過労、ストレスなど)が残っていると不調も痛みも残り続けます。つまり「改善が追い付かない状態」です。これをサポートする効果がマッサージにはあります。

実際、マッサージのメリットって何ですか?

ここからが本題です。マッサージにはどんなメリットがあるのか。上記の「マッサージを受ける意味」を踏まえて解説していきます。

(a)筋肉をほぐせる

マッサージでは筋肉にダイレクトに刺激を加えます。押したり揉んだり、または筋肉を伸ばしたりと物理的な刺激を加えるのがマッサージです。硬くなった筋肉をダイレクトにほぐせるマッサージは非常に有用といえます。

(b)血行を改善できる

筋肉へのダイレクトな刺激は、筋肉だけでなく血液の流れにも効果を発揮します。実際、マッサージの最中に血行の改善を実感することは珍しかりません。マッサージを受けると身体がポカポカしてくるのはマッサージによる効果の1つといえます。

(c)痛みを改善できる

痛みを解決する方法の1つとしてもマッサージが効果的です。筋肉痛や関節痛はもちろんですが、古傷や慢性化した痛みにも有効です。マッサージは痛み止め薬や湿布では改善が難しい症例にも効果を発揮します。

マッサージのメリット具体的活用例

マッサージのメリットを具体的な活用例を交えて解説します。

(a)改善までのスピード

例えば「首を寝違えた」場合、通常なら完治までに数日から数週間は必要です。マッサージなら1回で改善できることも珍しくありません。他にはぎっくり腰。これもすぐには治らないイメージが強いとおもいますが、必ずしもそうではありません。運動をしている人が大会前にケガした場合でも、本番までに改善することも可能です。時間が経てば自然治癒力によって改善が期待できます。しかし時間が無い場合はマッサージにより自然治癒力よりも短時間で改善できるのがマッサージです。

(b)痛みや不調を予防する

マッサージは痛みや不調を改善するイメージが強いかもしれません。つまり痛みや不調が発生してからマッサージを受けるという順番です。しかし繰り返される痛みや不調には予防的マッサージが可能です。例えばランニングを10キロすると膝が痛くなる場合、痛みの原因となる筋肉に対して予めアプローチしておくことで「余裕」を作るイメージです。これは普段から10キロのランニング後の状態を把握しているからこそ可能になる方法です。

(c)身体の癖や特徴を把握できる

マッサージでは運動や生活習慣、またはその人特有の癖や特徴を把握することができます。例えば「右の腰が硬くなり易い」「左のふくらはぎが張り易い」などです。このような癖や特徴を情報として把握しておくとマッサージの効率は飛躍的に向上します。マッサージでアプローチすべきポイントが予めわかっている状態なので、マッサージの時間配分や優先順位も当然変わってきます。詳しくは次項の項目で解説します。

マッサージのメリットを最大限生かす方法

前項までに解説したマッサージのメリットを最大限に生かす方法です。

(a)定期的に受ける

マッサージのメリットは単発よりも継続することで最大化されます。マッサージを受ける頻度やペースは目的によって異なりますが、本番の前だけ集中してマッサージを受けるのはメリットを享受するどころか身体にとって負担となってしまい、ベストコンディションに仕上がらないというリスクもあります。普段から定期的にマッサージを受けることでベストな状態に仕上げることができます。

(b)同じ施術者に依頼する

あなたの身体の癖や特徴を理解してもらうためには「同じ施術者」に依頼することが理想です。施術者が変わるたびにあなたが癖や特徴、マッサージの希望を説明する手間を省き、効率的なマッサージを受けることが望ましいです。想像してみてください。痛みを抱え、本番までギリギリの調整をしているときに、あなたの身体の癖や特徴を知らない施術者にマッサージされる恐怖は精神的に大きな負担となるはずです。

(c)目的を明確にする

マッサージは目的によってアプローチ方法が変わります。疲労回復なのか、痛みの予防なのか、パフォーマンスの向上なのか。これは施術者と二人三脚で作り上げていくものです。最初は痛みの改善が目的であっても、次第に痛みの予防やパフォーマンスの向上へと目的が変化していくものです。目的無く漠然と受ける、とりあえず受ければよいといった感覚ではマッサージは無意味なものになってしまいます。

マッサージを定期的に受けている場合、大きなケガや不測の痛みから解放されることが最大のメリットだとおもいます。定期的に運動している人やハードにトレーニングをしている人にとってケガは「最大の敵」です。ぜひマッサージのメリットを最大限活用しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

キーワードを入れてください

記事に基づいた施術の相談