(c)硬いおしりは腰痛を悪化させる
自分自身のおしりの筋肉が硬いかどうかを判断するのは難しいと思います。また硬さを判断するうえで、ストレッチでいうところの「関節の硬さ」とも異なります。現代人の「おしり」はデスクワークなどで座って過ごす時間が増え、歩きにくい靴を履いて歩くことや歩幅の狭い歩行の習慣化や、階段の利用頻度の低下などで「使われない筋肉」となっています。使われない筋肉は「硬いおしり」の原因となります。上述のように、腰を支える役割を担うおしりの筋肉が硬くなることは、腰を支える機能が低下することにつながります。おしりの支えを得られない腰は、負担が蓄積し腰痛を引き起こします。