よくある痛み

偏頭痛でロキソニンが効かない時に取るべき行動3つをご紹介!

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偏頭痛 ロキソニン 効かない

頭痛には様々な種類があることをご存知ですか?神経や血管、筋肉の状態によって複数の頭痛が混在することもあります。頭が痛いからといって安易に頭痛薬を飲むのは正しい方法ではありません。今回は頭痛薬を飲んでも頭痛が治まらない場合の対処法について解説していきます。

行動1:ロキソニンの過剰な服用を控える

ロキソニンは消炎鎮痛剤です。つまり炎症による痛みを「消炎」してくれる薬です。ロキソニンを飲んでも頭痛が改善しないということは、炎症による痛みの可能性が「低い」と言えます。ロキソニンを飲んで効きが悪いと感じても炎症「以外」の痛みの可能性があるので追加で服用したり多量を服用してはいけません。 薬局で購入できる痛み止めはどれもロキソニンと同じ位置づけです。ロキソニンの効きが悪いからといってロキソニン以外の痛み止めを試すこともおススメできません。結局は鎮痛剤の過剰な服用になってしまいます。

行動2:専門医を受診して頭痛の原因を調べる

頭痛の専門医は神経内科です。ロキソニンをすでに服用していることを伝えた上で診察を受けましょう。偏頭痛なのか緊張性頭痛なのか、2つの混合型であることも。混合型でも割合としてどちらか大きいのかによって処方薬の選択されます。複数の処方薬を服用するしたりタイミングによって処方薬を使い分けたりといったきめ細かな対応が指示されます。このように専門医の指示のもとに原因を探しながら、過剰な服用を回避することができます。

行動3:薬以外の方法を試す

ロキソニンを服用しても改善がみられない場合、マッサージや運動によって改善されるケースがあります。これは主に筋肉の緊張による頭痛です。凝り固まった筋肉をマッサージや運動でほぐしてあげることで頭痛の改善が期待できます。溜め込んだストレスを解消してあげることも大切です。薬に頼らない方法も検討する価値があります。

頭痛=偏頭痛とは限らない

肩こりや眼精疲労で起こる頭痛の存在 臨床の現場で頭痛を抱えている人のお話を聞くと「インターネットで調べたら偏頭痛でした。」という”自己判断”が多いことに驚かされます。痛みの場所や程度、頭痛の頻度などから総合的に判断されているのだと思います。頭痛の引き起こす原因は根本には神経、血管(血圧)、筋肉の硬さなどが指摘されていますが人によってはストレス、季節の変化、気圧の変化、体勢(立ち眩み)、食べ物、眼の疲れ、噛み合わせ、肩こりなど本当にバラバラです。本人が自覚していない要因が原因となって頭痛を引き起こしているケースもあります。年に数回程度の頭痛なら気にする必要はないかもしれません。しかし継続的に起こる頭痛は安易に偏頭痛と自己判断せずに客観的な視点で原因と対策を講じることが大切です。 臨床の現場では頭痛の改善を目的として施術を受ける人が多くいます。薬に頼りたくない、薬を飲みたくない、薬が飲めない(妊娠や持病)など理由は様々です。またロキソニンをはじめとした頭痛薬が根本的な改善につながらないと考えている人もいます。基本的に薬に依存することは回避すべきことです。しかし原因を探らず自己判断で対策を続けることも根本的な解決になるとは言えません。原因を調べて、原因を解決する方法を選択することが頭痛改善の一番の近道です。

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