(c)神経痛
足底腱膜炎やアキレス腱周囲の炎症といった要因がなく、打撲や捻挫といった外傷性の要因もないケースでみられるかかとの痛みとして「神経痛」があります。特徴として「腰痛持ち」の人に多くみられる傾向があります。また炎症の痛みよりも激烈な痛みを感じることがあり、神経に触れるような鋭い痛みが出ます。かかとが「神経過敏」に状態となり、多くのケースで「肥満傾向」「かかとの重心が偏っている」など慢性的にかかとへの負担が蓄積されている状況が考えられます。かかとは筋肉や脂肪で保護されることがなく、地面からの衝撃がかかと(骨)に直接的にダメージを与えます。体重が重く、かかとに重心が偏った姿勢での歩行はかかとに慢性的なストレスがかかります。根本的な改善にはかかと(骨)への負担を減らすしか方法がありません。痛みの軽減策としてはクッション性のあるインソールの使用がオススメです。