(b)強い刺激の施術
マッサージの力加減は「好み」による部分も大きい要因となりますが、いわゆる「強もみ」系のマッサージは揉み返しのリスクが高くなります。強もみのマッサージを受け慣れていて、強い刺激に対して体がどんな反応を示すのか自身でよく理解している場合は問題ありません。しかし上述したように「痛い方が効く」「強く押してもらった方が気持ちが良い」は正しい理解とは言えません。また普段はリラクゼーション系のマッサージ店で施術を受けている人が、整骨院や整体などの本格的(治療的)マッサージを受ける場合も注意が必要です。リラクゼーション系の施術は基準として強めの刺激でも「比較的優しい刺激」です。同じ感覚で本格的マッサージの「強もみ」を受けると非常に「強い刺激」となります。このようにお店やマッサージのスタイルを考慮して「受け方」を判断しましょう。