(a)自費診療メニュー
おおよそ10年前、主に整骨院業界では「自費診療メニューの活用」が急務でした。それまでの整骨院業界の収入の柱は「保険診療」で、できるだけ多くの患者を集め、多くの患者を保険で治療することで売り上げを作っていました。当時の保険請求制度はまさに「無法地帯」で、現在の職業倫理感とは比べものにならないほど儲かる仕組みでした。しかしそんな無法地帯に規制が入り始めると保険による売り上げが低下し、次なる収入の柱として注目されたのが保険外治療である「自費診療」です。当時の整骨院業界はどの院も保険診療しか行なっておらず、新しい、そして革新的な自費診療として骨盤矯正が注目されました。