(b)対症療法ではなく根本へのアプローチ
病院での検査には2つの側面が考えられます。腰痛と足のしびれを引き起こす要因が検査で判明すれば、適切なアプローチが可能です。しかし、検査で異常が見つからない場合は「正しい治療法」を判断することが難しく、痛み止めや湿布といった対症療法に終始することになります。対症療法は「問題の先送り」であり、根本的なアプローチとはいえません。また腰の「痛み」や足の「しびれ」という「感覚」のみを薬でコントロールしてしまうと、骨や筋肉、神経といった実際の身体の状態が悪化してしまうことも考えられます。対症療法が悪いのではなく、検査によって問題を明らかにし、常に根本へのアプローチを探ることが重要です。